シマサルスベリ(島猿滑)(読み)シマサルスベリ(英語表記)Lagerstroemia subcostata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シマサルスベリ(島猿滑)
シマサルスベリ
Lagerstroemia subcostata

ミソハギ科の落葉高木。屋久島以南の南西諸島 (琉球列島) から台湾にかけての山地の林内に生える。高さ3~6mで,枝はよく分枝し淡褐色,若枝には4本のひれ状の稜がある。葉は短い柄があって対生し,長さ3~8cmの楕円形先端がとがる。真夏に,枝先の円錐花序多数の白花をつける。花はサルスベリ (猿滑)の花によく似るがやや小型である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android