シャノンの理論(読み)しゃのんのりろん

ASCII.jpデジタル用語辞典 「シャノンの理論」の解説

シャノンの理論

1948年に数学者シャノンによって提唱されたデータ圧縮の基礎理論の1つ。シャノンは、情報冗長性極限まで排除し、本質部分だけにした情報をエントロピーと呼び、情報圧縮限界を導く方程式を示した。ここでいう情報のエントロピーとは、もうこれ以上圧縮できないという情報量のことで、仮にこれを超えて圧縮を行なうと、元の状態に戻せなくなる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android