シャバンテ族(読み)シャバンテぞく(英語表記)Shavante

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャバンテ族」の意味・わかりやすい解説

シャバンテ族
シャバンテぞく
Shavante

ブラジル中央高原アラグアイア川流域のサバナ地帯に住むジェー語系諸族の一民族。人口約 3000と推定される。ブラジルにはシャバンテという名の民族集団が三つあるが,最もよく知られているのが,ジェー語系のアクエ・シャバンテ族である。狩猟採集民で,定住村落をもつが,乾季大半は分散して遊動生活を送る。成員の社会生活のすべての局面に対立する二つの概念をもつ双分組織存在で知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android