シャント術(読み)シャントジュツ

デジタル大辞泉 「シャント術」の意味・読み・例文・類語

シャント‐じゅつ【シャント術】

病気を治療するために、動脈静脈をつないだり、脳脊髄液などの体液を流すためのチューブを設置したりすること。血液透析のための内シャント造設術、水頭症に対する髄液シャント術胎児胸水に対する胸腔・羊水腔シャント術などがある。シャント手術

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「シャント術」の意味・わかりやすい解説

シャント術【シャントじゅつ】

血管や体液の循環に異常をきたした結果起こるさまざまな症状を軽減するために,人工的に経路をつくる手術。閉塞血管に対するものはバイパス術による。主に先天性心臓病によるチアノーゼや,水頭症の髄液貯留による脳圧亢進などの際,行われる。
→関連項目胎児治療

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android