シヤンタン(湘潭)特別市(読み)シヤンタン(英語表記)Xiangtan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シヤンタン(湘潭)〔特別市〕
シヤンタン
Xiangtan

中国華中地方,フーナン (湖南) 省東部の特別市。シヤンタン市の6市区とシヤンシアン (湘郷) 市,シヤンタン県から成る。省都チャンシャー (長沙) 特別市と工業都市チューチョウ (株洲) 特別市に隣接する。シヤン (湘) 江とリエン (漣) 水との合流点にあり,漢代から交通の要地として開けた。シヤンチエン (湘黔) 鉄道,チョーカン (浙 贛) 鉄道も通っており,米や豚毛が集散される。人民共和国となってからは,周辺地域の鉄,石炭マンガン,リン,タングステンなどの地下資源を利用して工業都市としても発展し,綿紡織,機械,化学など多数の工場がある。マンガン鉱山もある。人口 262万 5444,うち市区人口 68万 5513 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android