シュターレンベルク(読み)しゅたーれんべるく(英語表記)Ernst Rüdiger von Stahremberg

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュターレンベルク」の意味・わかりやすい解説

シュターレンベルク
しゅたーれんべるく
Ernst Rüdiger von Stahremberg
(1899―1956)

オーストリア政治家。1923年ヒトラーのミュンヘン一揆(いっき)に参加、のちオーストリアで右翼護国団運動に転じ、1930年ムッソリーニ援助で全国の護国団を統一、指導者となった。1934年ドルフース内閣の副首相、ついでシューシュニク内閣の保安相を歴任したが、1936年シューシュニクによって失脚させられた。1938年のドイツ・オーストリア合邦後フランスに亡命、1942~1955年は南アメリカで過ごした。

[藤村瞬一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android