シュテムボーゲン

デジタル大辞泉 「シュテムボーゲン」の意味・読み・例文・類語

シュテムボーゲン(〈ドイツ〉Stemmbogen)

シュテムターン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「シュテムボーゲン」の意味・読み・例文・類語

シュテム‐ボーゲン

〘名〙 (Stemmbogen) スキーで、回転の際、山側のスキーの後端を開いて回転し、回転し終わったところで両スキーをそろえる方法。〔万国新語大辞典(1935)〕

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世界大百科事典(旧版)内のシュテムボーゲンの言及

【スキー】より

…おりからグリーンランドをスキーで横断したF.ナンセンの手記も出版され(英語訳1890,ドイツ語訳1891),これに刺激されたオーストリアのズダルスキーMattias Zdarsky(1856‐1940)は,リリエンフェルトの山小屋にこもって実験をかさね,アルプスの急峻な斜面に適応できるスキー術を開発し,軍人に教えた。リリエンフェルト派といわれるもので,長い1本づえを用い,シュテムボーゲン(スキーのテールを開く制動による回転)を基本にしている。ノルウェー派とリリエンフェルト派の優劣をめぐる論争も起きたが,やがて両派は長所をとり入れ合い,オーストリアのアールベルクのスキー教師H.シュナイダーがアールベルク派といわれるアルプス・スキー術にまとめた。…

※「シュテムボーゲン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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