シュー河(読み)シューが(英語表記)Shu he

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュー河」の意味・わかりやすい解説

シュー河
シューが
Shu he

中国東部を流れる川。シャントン (山東) 省南東部のウーリエン (五蓮) 山から流出し,南流してチヤンスー (江蘇) 省北部でイー (沂) 河に合流する。かつてはホワン (黄) 海のハイチョウ (海州) 湾に注いでいたが,上流が急流であるのに対し下流は平坦で川幅が狭く,水害が絶えなかった。 1950年以後,付近で氾濫を繰返していたホワイ (淮) 河の治水工事の一環として,丘陵を越えてホワン海に注ぐ新シュー河が開かれ,旧河道との分岐点に水利センターが設けられた。また貯水池も多数建設されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android