シラルトロ沼(読み)しらるとろぬま

日本歴史地名大系 「シラルトロ沼」の解説

シラルトロ沼
しらるとろぬま

標茶町南部の根釧こんせん原野釧路湿原の境界に位置する海跡湖で、釧路湿原国立公園に含まれる。面積は一・七七平方キロ、周囲六・五キロ、湖面の標高九メートル、最深部二・五メートル。北側よりシラルトロエトロ川が流入し、西側から釧路川に排水している。沼の北側には縄文時代中期のものとみられる一七三ヵ所の竪穴住居跡があり、西側の台地では縄文早期から擦文期にわたって土地利用がなされていたことが確認されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「シラルトロ沼」の解説

シラルトロ沼

北海道川上郡標茶町、釧路湿原北東部に位置する淡水湖。「シラルトロ湖」ともいう。面積約1.72平方キロメートル。付近にはキャンプ場がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android