ジェレズノゴルスク(英語表記)Zheleznogorsk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェレズノゴルスク」の意味・わかりやすい解説

ジェレズノゴルスク
Zheleznogorsk

ロシア西部,クルスク州の都市。州都クルスク北西約 90kmにある。 1950年代後半クルスク異常磁域 (クルスク州を中心にオリョール州ベルゴロド州にかけて広がる磁気異常地域) の鉄鉱床開発のためつくられた新興鉱業都市で,ミハイロフスキー鉱床の露天掘りが行われている。市の住宅地域より数 km離れた地点採掘・選鉱コンビナートが立地する。食品,建設資材などの工業もある。鉄道支線の終点で,ハイウェーが通る。人口8万 8200 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジェレズノゴルスク」の意味・わかりやすい解説

ジェレズノゴルスク
じぇれずのごるすく
Железногорск/Zheleznogorsk

ロシア連邦西部、クルスク州の鉱山都市。クルスクの北西約130キロメートルの中央黒土地帯にある。人口9万5700(2003推計)。この地帯に広がる巨大な鉄鉱床(クルスク異常磁域とよばれる)開発のため、1950年代後半につくられた。ミハイロフスキー鉱床の露天掘りが行われ、選鉱コンビナートが付近に設置されている。そのほか建設資材、食品工業などの諸工業も行われる。

[中村泰三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android