ジェームズ1世[スコットランド王](読み)ジェームズいっせい[スコットランドおう](英語表記)James I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジェームズ1世[スコットランド王]
ジェームズいっせい[スコットランドおう]
James I

[生]1394.7.
[没]1437.2.20/21. パース
スコットランド王 (在位 1406~37) 。ロバート3世の子。 1406年父の死とともに王位を継承したが,イングランドヘンリー4世に捕えられて,その治世の最初の 18年間を捕囚の身としてイングランドで過した。そのため実権は叔父オールバニ公ロバート・スチュアートとその子マーダックの手にあった。 24年スコットランドに帰って王権強化のため司法行政,教会制度の改革を進めたが貴族反感を招いて暗殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android