ジオタグ(読み)じおたぐ

デジタル大辞泉 「ジオタグ」の意味・読み・例文・類語

ジオタグ(geotag)

あるデータに付与される緯度経度情報。デジタルカメラスマートホンでの撮影地点記録ソーシャルメディアの投稿地点の表示などに利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「ジオタグ」の解説

ジオタグ

主に写真データに付加される追加情報(タグ)で、緯度と経度の数値を含めたもの。これによって、写真が撮影された場所を特定して地図サービスの画面上に並べ、「場所」を基準整理・公開することなどが可能となる。ジオタグを付加する方法としては、GPSを内蔵したデジタルカメラやカメラ内蔵携帯電話機などを使用し、撮影時にジオタグも付加する方法や、単体のGPSレシーバーに移動経路を記録させ、PC上で専用ソフトウェアを用いて写真ファイルの撮影時刻に対応するGPSレシーバーの位置情報を追加する方法、専用ソフトやウェブサービスを用いて、後から写真ごとに地図上の地点を手動で指定して情報を追加する方法の、3通りの方法がある。

(斎藤幾郎  ライター / 2009年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「ジオタグ」の解説

ジオタグ

デジタルカメラの写真などのデータに付加する、緯度と経度の情報のことです。地図サービスと組み合わせることで「どこで撮影したか」をあとから簡単に確認できます。
ジオタグを追加するには、GPS内蔵のデジタルカメラやスマートフォンで撮影時に緯度と経度の情報を同時に記録するのが一番簡単です。そのほかに、通常のデジタルカメラと単体のGPSレシーバーを併用し、写真撮影時刻とレシーバーの記録をあとから照合して情報を追加する方法、専用ソフトやサービスを利用し、写真ごとに地図上の場所を指定して情報を追加する方法などがあります。
⇨GPS、スマートフォン、タグ

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

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