世界大百科事典(旧版)内のジフテリアトキソイドの言及
【ワクチン】より
…このように無毒化されてはいるが,動物に抗体産生の刺激を与える抗原性をもつ部分を保持している変性毒素をトキソイドと呼んでいる。ジフテリアトキソイド,破傷風トキソイドがその典型的な例であり,ワクチンの一つとして実用になっている。同様の原理で細菌,ウイルスを殺すが抗原性を保たせた死菌(不活化)ワクチン,あるいは病原性を種々の方法でなくした生ワクチンが用いられている。…
※「ジフテリアトキソイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」