ジメチルジスルフィド

化学辞典 第2版 「ジメチルジスルフィド」の解説

ジメチルジスルフィド
ジメチルジスルフィド
dimethyl disulfide

C2H6S2(94.19).CH3SSCH3.二硫化ジメチルともいう.ヨウ化メチルに二硫化カリウムを反応させると得られる.ニンニク臭の不快臭をもつ可燃性液体.融点-85 ℃,沸点108~109 ℃(100 kPa).1.0647.1.5260.酸化によりメタンスルホン酸を与える.ごみし尿下水などから産出し,天然精油などにも微量含まれている.悪臭防止法で指定されている悪臭物質.[CAS 624-92-0][別用語参照]二硫化ジアルキル

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android