ジャック

デジタル大辞泉

ジャック（jack）

１ トランプの絵札の一。廷臣または兵士を表すもの。
２ 電気を接続するための差し込み口。「ヘッドホンジャック」
３ ローンボウルスやボッチャで、標的となる白い球。各回ごとに敵と味方が交互に投げる。ジャックボール。
４ ⇒ジャッキ

ジャック（jack）

［名］(スル)
１ 《hijackから》乗り物などを乗っ取ること。または、ある場所を占拠すること。「バスジャック」
２ 広告などで一面を埋め尽くすこと。「トレーンジャック」「メディアジャック」
[補説]日本語での用法。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ジャック

〘名〙 (jack)

① トランプの絵札の一つ。一〇の上位で、クイーンの下位の札。若者の絵が描かれており、キングとクイーンに対し、廷臣または兵士などを表わすとされる。

※くれの廿八日（1898）〈内田魯庵〉三「骨牌を握むや否、覘も定めず発矢と投付けると、〈略〉ジャック奴は天井に飛上り」

② 電気器具のさしこみ。〔電気工学ポケットブック（1928）〕

③ ⇒ジャッキ①

④ (本来はイギリスの最も普遍的な男性の名前ジョンの愛称から) 若者。転じて、英国の水兵。

出典　精選版 日本国語大辞典

改訂新版　世界大百科事典

ジャック
jack

電気通信装置において回路の接続に用いる差込式接続部品のうち，差し込まれるほうをジャック，差し込むほうをプラグplugという。プラグを差し込むことにより，ジャック内部の板ばねに接触させて回路を閉じる。ふつう，ばねには洋銀，スリーブ受口（穴の壁面）には黄銅が用いられる。プラグの挿入によって電気接点を動かすものや，さらに単純な構造のものもある。
執筆者：谷井 琢也

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

ASCII.jpデジタル用語辞典

ジャック

コネクタなどの差し込み口のこと。ソケットとも呼ばれる。また、突起がある差し込む方のことをプラグという。

出典　ASCII.jpデジタル用語辞典

日本大百科全書(ニッポニカ)

ジャック
じゃっく

→プラグ

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)