ジャンクボンド(読み)じゃんくぼんど

デジタル大辞泉 「ジャンクボンド」の意味・読み・例文・類語

ジャンク‐ボンド(junk bond)

元利金回収確実性が低い(格付けBB以下)債券。低い格付けなので、ハイリスクハイリターンであり、レバレッジドバイアウトの資金調達手段などに活用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ジャンクボンド」の解説

ジャンクボンド

信用が低い企業が発行する債券は紙くず(junk)になりかねないことから、ジャンク債と呼ばれる。信用が低い分だけ利回り(イールド)が高いことから「ハイイールドボンド」とも呼ばれることがある。格付け会社による投資適格(たとえばBBB格以上)に満たない社債(BB格以下)を指すことが多い。社債発行基準が撤廃されたことで、1996年からはメキシコブラジルルーマニアなどが低い格付けの円建て外債サムライ債)を発行している。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android