ジュスティーヌあるいは美徳の不幸(読み)ジュスティーヌあるいはびとくのふこう(英語表記)Justine, ou les Malheurs de la vertu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジュスティーヌあるいは美徳の不幸
ジュスティーヌあるいはびとくのふこう
Justine, ou les Malheurs de la vertu

フランスの作家サド侯爵の小説。バスチーユ牢内で書かれ,1791年刊。純情な妹ジュスティーヌがあらん限りの不幸にあい,淫蕩な姉ジュリエットが栄華をきわめるという,モラルを逆転させた一種教養小説

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