ジューバ川(英語表記)Juba River

改訂新版 世界大百科事典 「ジューバ川」の意味・わかりやすい解説

ジューバ[川]
Juba River

アフリカ北東部を流れる川。Giubaとも綴る。エチオピア南部の高原に源を発し,南東に流れてソマリアに入り,キスマユの北でインド洋に注ぐ。全長約1500km。下流部で最大の支流ウェビ・シェベリ川と合流する。下流域はソマリア第1の農業地帯で,イタリア人のプランテーションに始まるバナナトウモロコシサトウキビなどが栽培される。1925年まではこの川がイタリア領ソマリランドイギリス領東アフリカの境界線であった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android