ジョウ・ジュウ・しげる(漢字)

普及版 字通 の解説


10画

[字音] ジョウ・ジュウ
[字訓] しげる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は耳(じ)。〔説文一下に「艸(くさ)たる皃なり」とし、草の初生のさまをいう。また〔玉〕に「不なり」とするのは、(とうじよう)(愚鈍)の意。わが国ではきのこをいう。

[訓義]
1. しげる、みだれる、がまの穂。
2. 刺の糸、あやある竹。
3. 鹿のふくろづの、新角。
4. にこげ、細毛
5. おろか、いやしい、
6. わが国で、きのこ、たけ。

[古辞書の訓]
名義抄 ハジメ・ムカフ・キビシ・シゲル・ミダル・タガフ・ワカツノ 〔字鏡集〕 ハジメ・クサヒラ・キノミ・キヒシ・タガフ・ワカツノ・シゲシ・イラ・ミダル・タナ・ツノ・タマキ

[熟語]

[下接語]
・香・紫・新・繊・縹・碧・尨・緑・鹿

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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