ジョン[欠地王](読み)ジョン

百科事典マイペディア 「ジョン[欠地王]」の意味・わかりやすい解説

ジョン[欠地王]【ジョン】

イングランド王(在位1199年―1216年)。ヘンリー2世の子。フランス国王フィリップ2世と戦ってフランス内領土の大半を失い,ローマ教皇インノケンティウス3世と争い破門されて屈服し,国内では重税を課すなど失政が多かった。このため,諸侯僧侶反抗を招き,マグナ・カルタによって彼らの権利を承認させられた。
→関連項目ブービーヌの戦プランタジネット朝ヘンリー[3世]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android