ジョン・アタナソフ(読み)じょんあたなそふ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ジョン・アタナソフ」の解説

ジョン・アタナソフ

世界最初の電子計算機発明者。1903年米ニューヨーク州生まれ。米アイオワ州立大学の教授時代に真空管を使った2進演算ができる機械「アタナソフ・ベリー・コンピューター(ABCマシン)」を発明した。しかし、当時はその存在が一般に知られることはなかった。戦後、世界最初のコンピューターとして名声を得ていた「ENIAC」の特許をめぐって係争が起こった。この係争において、「ENIAC」はジョン・アタナソフ氏の原理を受け継いで発明されたコンピューターであると裁定され、米国内では、世界最初の電子計算機の発明者として認知されるようになった。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android