日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ジーメンス(コンダクタンスの単位)じーめんすsiemens 固有の名称をもつ国際単位系(SI)の一つである。コンダクタンス(導電率)の単位で、電気抵抗の単位であるオームの逆数。記号はS。1969年に国際単位系(SI)に導入された。1ボルトの電位差のある導線に1アンペアの電流が流れているとき、この導線のコンダクタンスを1Sであるという。オームの逆数であるところから、モーmhoともよばれ、記号にも℧が用いられることがある。名称は、ドイツの物理学者E・W・ジーメンスにちなむ。[小泉袈裟勝・今井秀孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例