スウェーデン王立工科大学(読み)スウェーデンおうりつこうかだいがく

大学事典 の解説

スウェーデン王立工科大学[スウェーデン]
スウェーデンおうりつこうかだいがく

1827年設立。スウェーデンの首都ストックホルムに所在する理工系の大学。設立当初は実学志向であったが,1877年に工科インスティチュート(スウェーデン)(Teknologiska Institutet)から王立工科大学(スウェーデン)(Kungliga Tekniska Högskolan)名称が改められたことが象徴するように,徐々に学術志向を強めていった。1927年に工学博士号を授与する権利が正式に認められた。現在,自然科学,工学,建築学,経営工学,都市計画など理工系の総合大学として幅広い分野の教育・研究を行う一方ストックホルム大学共同で教育プログラムを提供するといった取組みも行っている。2014年現在,約1万5000人の学生が学んでいる。
著者: 渡邊あや

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android