デジタル大辞泉
「スカラップ」の意味・読み・例文・類語
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スカラップ
〘名〙 (scallop)
①
帆立て貝。また、帆立て貝やその形を模した鍋を用いる料理。
② 帆立て貝のへりのような
波形模様。波形の切り込み、
刺繍(ししゅう)。
衣料品などの
ふち飾りとする。
※刺繍(1932)〈小檜山英〉
基礎縫「スカラップの
基礎」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
スカラップ
scallop
服飾用語で,帆立貝の縁のような波状模様の縁飾り。原義は帆立貝,またはその殻の意。布の縁のほつれ止め,補強および装飾を兼ねており,また形も単純なものから複雑なものまである。技法は一般にボタンホールステッチで繍取る方法と,見返し状に2枚の布を重ねる方法とに分けられる。ステッチはハンカチーフ,スカーフなど1枚仕立ての薄物,レース,刺繍などの手芸品に,見返しの方法は婦人子供服のスカートや上着の裾,襟ぐり,襟の縁,下着などに用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報