ステッキガール

デジタル大辞泉 「ステッキガール」の意味・読み・例文・類語

ステッキ‐ガール

《〈和〉stick+girl》料金を取って男性話し相手をしながら散歩などをする若い女性。昭和初期の流行語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ステッキガール」の意味・読み・例文・類語

ステッキ‐ガール

〘名〙 (洋語stick girl) 男性の散歩のお伴をする若い女。昭和初年の新造語
※漫談レヴィウ(1929)当世流行もの総まくり〈古川緑波〉「君、ほんとに、そのステッキガールって、見たことがあるのかい?」
[語誌]昭和四年(一九二九)、大宅壮一が造語したといわれ、その当時の流行語となった。男性のステッキ代わりの女性ということで、「モダン職業ガール」の一つとされるが、実際に存在した可能性は低いようである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android