ステルコビリン

栄養・生化学辞典 「ステルコビリン」の解説

ステルコビリン

 胆汁色素であるビリルビンの酸化産物で,糞便や尿中の橙黄色色素.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のステルコビリンの言及

【大便】より

…大便の色は胆汁色素による。通常は,胆汁中のビリルビンが腸内細菌の作用で還元されて生じたステルコビリンstercobilinにより,黄褐色を呈する。高度の下痢の場合は,ビリルビン還元の時間が不足するため,ビリルビン本来の色である黄色に近づく。…

※「ステルコビリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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