ストーン・タウン(読み)ストーンタウン

百科事典マイペディア 「ストーン・タウン」の意味・わかりやすい解説

ストーン・タウン

タンザニア東部のザンジバル島の西端にある旧市街で,インド洋交易の拠点。スワヒリ族の交易都市として発展した町で,サンゴ礁石灰岩を積み上げてモルタルで固めた白い家が密集して,小道迷路のように張りめぐらされている。18世紀,オマーンスルタン奴隷象牙集散地として繁栄させたため,当時の宮殿や浴場跡など石造建築物が残っている。2000年世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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