スベボ城(読み)スベボジョウ

デジタル大辞泉 「スベボ城」の意味・読み・例文・類語

スベボ‐じょう〔‐ジヤウ〕【スベボ城】

Castello Svevo》イタリア南部、プーリア州の都市バリにある城。ノルマン人支配下の11世紀にシチリア王ルッジェーロにより建造。13世紀にホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世が再建した。カスティーリャイサベル女王が住んでいた時期もあった。スベボとは、イタリア語でホーエンシュタウフェン家が治めていたドイツ南部の地方名シュバーベンを意味する。現在は王家ゆかりの衣装調度品を展示する博物館になっている。ノルマンノスベボ城スベボディバリ城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android