スホイSu-24(読み)スホイエスユーにじゅうよん(英語表記)Sukhoy Su-24

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スホイSu-24」の意味・わかりやすい解説

スホイSu-24
スホイエスユーにじゅうよん
Sukhoy Su-24

ソビエト連邦が開発した可変翼の長距離戦闘爆撃機。アメリカ合衆国のゼネラル・ダイナミックスF-111攻撃機に匹敵する。北大西洋条約機構 NATOコード名はフェンサー Fencer。 1974年末から実用化され,1979年春までに少なくとも 250機が配備されたとみられる。イラクリビアシリアにも供与された。F-111のコピーという見方もあるが,低空侵攻能力と兵装搭載能力の大きさを誇る。エンジン推力が2基合わせて推定 12.6t,乗員2,全長 24.5m,全幅 (主翼展張時) 17.63m,総重量 30.8t,最大速度マッハ 2.18,戦闘行動半径 322km,武装は 23mm機関砲1,空対地ミサイル,爆弾など 11t。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android