スポット原油市場(読み)すぽっとげんゆしじょう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「スポット原油市場」の解説

スポット原油市場

長期契約に基づかない原油石油製品売買が行なわれる市場のこと。原油と製品の現物市場。1985年まではOPECの政府販売価格による長期契約が市場の大部分を占めていたが、1983年以降、イギリス安値スポット販売に対し有利な税制を採用したため、産油国大半をスポット販売するようになり、スポット比率は急増した。現在では、OPECもスポット価格基本とした市場連動価格方針を全面的に採用している。

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