翻訳|sponsor
ラジオ・テレビなどの商業放送で企業および商品のCMを電波で視聴者に提供する広告主。転じて一般の広告主(アドバタイザー)と同義に使われることもある。さらに最近はスポーツイベント,文化イベントなどを主催提供している民間企業(広告主)を指してスポンサーという場合もある。商業放送は営業収入の大半を広告収入に依存している。これは,商業放送が広告主のCMをラジオ・テレビなどのマス・メディアを使って大量宣伝をした対価として,広告主からの収入をもとに経営がおこなわれているためである。スポンサーとなる広告主は,自社商品の広告計画,とりわけメディア戦略を策定するにあたり,広告予算に応じて(1)番組CM,(2)スポットCM,(3)共同提供CM,(4)案内CM,などさまざまの提供形式を選ぶ。(1)は番組を提供する広告主が提供時間内に放送するCM,(2)は番組と番組との間(ステーションブレーク)に放送するCM,(3)は番組を提供する広告主が複数で放送するスポットCMで,いわば(1)と(2)の中間形態,(4)は放送局の案内番組内で放送するCMである。広告料金は,曜日,時間帯,提供時間の長さ,CMが放送される局数などに応じて定められている。現在,スポンサーとなる広告主と放送局との間に広告代理店が介在し,放送局はいちいち広告取りをする必要はまったくなく,契約は,広告主の意を受けた広告代理店と放送局との間で結ばれる。
→広告 →民間放送
執筆者:貝瀬 勝
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一般には後援者、発起人の意。広告界では商業放送の放送時間を買って、公共の好意を獲得したり、新しい商品の販売を拡大するために、自己の番組を提供する者をさす。これから転じて、電波媒体に限っての広告主(クライアント)を意味する。
[島守光雄]
出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報
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