スモハラ(読み)すもはら

知恵蔵mini 「スモハラ」の解説

スモハラ

喫煙者が煙草を吸うことを強制したり、喫煙によって受動喫煙を生じさせたりして迷惑をかける行為のこと、または分煙環境への配慮を行う立場にある者が非喫煙者や周囲に配慮する環境整備などを怠るなどの行為のこと。2016年、神奈川県横浜市の自動車教習所の男性職員が職場での受動喫煙の影響で持病心臓病を再発したほか、分煙を求めた結果、職場で嫌がらせを受けたとして、会社側に損害賠償を求めていた。会社側は男性に100万円を支払い、「経営に支障のない範囲で、受動喫煙防止のための環境の整備、改善に努めるものとする」という、分煙を求めていた職員の主張に沿った内容で和解した。

(2016-5-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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