スレータータイプオービタル(英語表記)Slater type orbital

法則の辞典 の解説

スレータータイプオービタル【Slater type orbital】

「スレーター型軌道関数」と記してある成書も多い.原子やイオンの中における電子挙動を,一電子近似で記述する軌道関数の一つで,最初に提案されたものは動径分布関数のみであったが,のちに分子オービタルをつくるための基底関数として利用されるようになり,そのために角度分布を含めて

の形のものが使われている.ここで,n整数Yim は実数型の球面調和関数である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android