スヴェン・A. ヘディン(英語表記)Sven Anders Hedin

20世紀西洋人名事典 の解説

スヴェン・A. ヘディン
Sven Anders Hedin


1865.2.19 - 1952.11.26
スウェーデン地理学者,中央アジア探検家。
ストックホルム生まれ。
1898〜97年、1899〜1902年の中央アジア旅行で、パミール高原チベット高原などを調査。’06〜08年チベット高原の調査を行う。ロプノールが時代によって位置を異にすること、トランスヒマラヤ山脈と呼ぶべき山脈の存在、インダス川河源の発見が有名。さらに、ローラン(桜蘭)の都城跡の発見、発掘などで古代文明の研究に貢献した。’27〜35年には西北科学考査団を率いて、第3回の中央アジア探検を行い、55冊の報告書を出す。著書に「中央アジア探検記」(1893〜1897年)、「さまよえる湖」(’37年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android