セクト主義(読み)セクトシュギ

デジタル大辞泉 「セクト主義」の意味・読み・例文・類語

セクト‐しゅぎ【セクト主義】

セクショナリズム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「セクト主義」の意味・読み・例文・類語

セクト‐しゅぎ【セクト主義】

〘名〙
① =セクショナリズム〔モダン辞典(1930)〕
※赤い国の旅人(1955)〈火野葦平〉四月二七日「常久さんがしきりに憤慨し、セクト主義だといって、戸上君を追及したという」
② セクトの利害にとらわれ、独善的な行動をとろうとする態度
党生活者(1933)〈小林多喜二〉二「工場内ではコッそりと、一人一人仲間に入れて来るやうなセクト主義的な方法が行はれてゐたが」

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