セミコロン

精選版 日本国語大辞典 「セミコロン」の意味・読み・例文・類語

セミ‐コロン

〘名〙 (semicolon) 欧文句読点一つコロンより少し軽い切れ目や文を一応切って次に説明を続ける場合などに用いる。「;」
※新あぶら柄杓(1898‐99)〈尾崎紅葉〉「段々聞糺(ききただ)して見ると、氷水屋の日除暖簾(ひよけのれん)で、セミコロンKは即ち氷の字」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のセミコロンの言及

【句読点】より

…まず,文と文との切れめを示す符号として,ピリオドperiod(.),疑問符question mark(?),感嘆符exclamation mark(!)があり,それぞれ叙述・疑問・感嘆(命令)の意味をあらわす。文のなかの部分と部分との切れめを示す符号として,コンマcomma(,),セミコロンsemicolon(;),コロンcolon(:)があり,この順序に切れめが長くなる(該当する息の切れめが時間的に長くなる)。このほか,話線の性質が変わるときに用いる符号として,引用符quotation marks(“ ”など),かっこparentheses(( )),角かっこbrackets([ ]),ダッシュdash(―),ハイフンhyphen(‐),アポストロフィapostrophe(’)などがあり,これらは日本語でも横書きのときに用いられるようになりつつある。…

※「セミコロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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