世界大百科事典(旧版)内のセント・トマスの言及
【唐桟】より
…南蛮船によって17世紀ころから舶載された縞織物の一種。南インド東岸の港町セント・トマスSt.Thomasよりもたらされたと伝え,この地名がなまって〈サントメ〉となったといわれる。唐桟の唐は唐物つまり舶来品をさし,江戸後期に日本で模倣されはじめた和物の桟留縞に対し,特に舶来のものを唐桟留と称するようになった。…
※「セント・トマス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」