デジタル大辞泉
「セーブル」の意味・読み・例文・類語
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セーブル
[1] (Sèvres) フランス北部、パリの南西郊にあるセーヌ河畔の町。一九二〇年、
第一次世界大戦の連合国とトルコとの間で講和条約が結ばれた。高級
陶磁器の名
産地。
[2] (sèvres) 〘名〙 (一)で産する陶磁器。
セーブル
〘名〙 (
sable) イタチ科の
哺乳類、クロテンの英語名。また、そのクロテンの毛皮の称。
光沢に富み珍重される。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
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セーブル
Sèvres
フランス北部,オードセーヌ県の町。パリ南西郊外,セーヌ川左岸に位置する。磁器の町として有名。 1738年にルイ 15世の愛人ポンパドゥールなどの庇護下にパリ東郊のバンセンヌで始められた軟磁器窯は,56年にセーブルの現位置に移って 59年に王立,69年硬磁器の製造に成功,93年国営となった。現在,同工場内に国立磁器美術館が併設されている。人口2万 2057 (1990) 。
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セーブル
フランス,パリ近郊オー・ド・セーヌ県,セーヌ川河岸の町。著名な陶磁器の産地。セーブル磁器および付属製陶技術学校,美術館で有名。国際度量衡局本部の所在地でもある。2万1990人(1990)。
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