ゼロ金利債(読み)ゼロキンリサイ

デジタル大辞泉 「ゼロ金利債」の意味・読み・例文・類語

ゼロきんり‐さい【ゼロ金利債】

平成14年(2002)に北海道留辺蘂るべしべ町(現北見市)が発行を検討した債券福祉施設の建設費を調達する目的であれば、金利が0パーセントの債券でも善意の購入者がいるとの判断だったが、金利のない債券という特殊さが懸念され、総務省が発行を承認しなかった。このため、福祉施設の運営法人が多数個人から無利子資金を借り受け、町がこの債務を保証する形をとった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android