ソロレート婚(読み)ソロレートコン

デジタル大辞泉 「ソロレート婚」の意味・読み・例文・類語

ソロレート‐こん【ソロレート婚】

sororate marriage》妻が死んだときに、夫が、妻の姉妹一人と再婚する婚姻形態。アフリカツワナ族中央アジアキルギス族などにその例が見られる。⇔レビレート婚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のソロレート婚の言及

【兄弟∥姉妹】より

…さまざまな家族制度を兄弟姉妹関係を視点としてみれば,兄弟姉妹間の連帯をなんらかの形で強調もしくは尊重するものと,兄弟姉妹間の分離を促進し,そのかわりに親子関係や夫婦関係を強調もしくは尊重するものの二つに大別できる。 兄弟姉妹関係を強調する家族制度としてとくに注目されるのは大家族制(拡大型家族),同族組織,オナリ神信仰,均分相続制,レビレート婚(兄弟逆縁婚),ソロレート婚(姉妹逆縁婚)である。日本における大家族制の最も一般的な形態は兄弟姉妹のうち複数の男の兄弟が結婚後配偶者をともなって生家にとどまり(多子残留),同一の家族を形成するものであり,親子関係に加えて兄弟間の連帯が強調される家族といえる。…

※「ソロレート婚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android