ソーダサニディン岩(読み)ソーダサニディンがん(英語表記)soda-sanidinite

岩石学辞典 「ソーダサニディン岩」の解説

ソーダサニディン岩

片岩高温交代作用(pyrometasomatism)で形成された岩石.Na-サニディンが主で,副成分には黒雲母,ジルコン,珪線石,石榴(ざくろ)石などがあり一般に少量のガラスが含まれる[Brauns : 1912].代表的な例はラインランド(Rheinland)のラヘル湖(Laacher See)地方の火山放出岩塊である.1934年にブラウンスはこれらの岩石を単にサニディン岩(sanidine rock)と呼んでいる[Brauns : 1934].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android