ゾウジラミ(読み)ぞうじらみ

世界大百科事典(旧版)内のゾウジラミの言及

【ハジラミ(羽蝨∥羽虱)】より

…ミズナギドリの仲間には16属124種のハジラミが知られているが,ハジラミの知見は大筋においてミズナギドリの分類系と一致するといわれている。アフリカゾウ,インドゾウなどに寄生するゾウジラミは体長3mmたらずの小さなシラミで,長い吻(ふん)をもち吸血するが,その先端に大あごをもち完全にハジラミの形態をそなえており,ハジラミとシラミの間を結ぶ中間型とされる。
[人間との関係]
 ハジラミが多数寄生すると鳥や獣はいらだち体をかきむしり体を痛め,食欲不振や不眠をきたす。…

※「ゾウジラミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android