タイヘイヨウアカボウモドキ(英語表記)Mesoplodon pacificus; Longman's beaked whale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

タイヘイヨウアカボウモドキ
Mesoplodon pacificus; Longman's beaked whale

クジラ目ハクジラ亜目アカボウクジラ科オウギハクジラ属。これまでにオーストラリアソマリアから2体の頭骨標本しか得られていない。体長は頭骨より約 6mと推定される。オウギハクジラ属のなかでは比較的大型。下顎骨先端に1対の小さな円錐歯があり,噴気孔は1個で頭部正中線上に位置すると推測される。分布インド洋および太平洋に限定されると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android