タイムイル半島(読み)タイムイルはんとう(英語表記)poluostrov Taimyr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイムイル半島」の意味・わかりやすい解説

タイムイル半島
タイムイルはんとう
poluostrov Taimyr

ロシア中東部,東シベリア北部,クラスノヤルスク地方にある半島。ユーラシア大陸最北の陸塊で,東はラプテフ海北西カラ海,西はエニセイ湾に面する。面積約 40万km2。中央部を南西―北東方向に標高 500~1150mのブイランガ山脈が走り,北東部で最高点に達する。ブイランガ山脈の北と南は低平なツンドラ地帯で,タイムイル湖をはじめとする湖や湿地帯が多い。石炭が埋蔵されるが,ほとんど未開発。最北端はチェリュスキン岬で,岬の北にはビリキツキー海峡を隔てて,セーベルナヤゼムリャーが連なる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android