百科事典マイペディア 「タスマニア[島]」の意味・わかりやすい解説 タスマニア[島]【タスマニア】 オーストラリアの南東,バス海峡を隔ててビクトリア州に対する島で,キング島,フリンダーズ島を含めてタスマニア州を構成。主要部は開析台地をなし,最高点は標高1617m。大麦,豆類,リンゴ,ホップの栽培,羊,牛の畜産が盛んで,亜鉛,銅,鉛,金などの鉱物資源や水力資源に恵まれる。1642年タスマンが来航,1803年英植民地,1901年州昇格。主都ホバート。6万3447km2。49万5354人(2011)。先住民タスマニア人が19世紀末に絶滅したことで知られる。温帯降雨林を残した自然と石灰岩の洞窟遺跡(2万年以前)は,1982年と1989年に世界遺産(自然と文化の複合)に登録された。→関連項目バス海峡|フクロオオカミ|ローンセストン 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報