タンヌオラ山脈(読み)タンヌオラさんみゃく(英語表記)khrebet Tannu-Ola

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンヌオラ山脈」の意味・わかりやすい解説

タンヌオラ山脈
タンヌオラさんみゃく
khrebet Tannu-Ola

ロシア中東部,東シベリア南部,トゥーバ共和国南縁にある山脈。エニセイ川上流とモンゴルのオブス湖水系の分水嶺全長約 300km。東西に分れ,西山脈は主として砂岩頁岩,東山脈は花崗岩噴出堆積物から成る。標高 2500~2700mの山が多く,最高点は 3061m。北斜面 (2000~2200m以下) はマツカラマツタイガ,南斜面はステップである。

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