タンヌオーラ山脈(英語表記)Tannu-ola
Tagna uul

改訂新版 世界大百科事典 「タンヌオーラ山脈」の意味・わかりやすい解説

タンヌ・オーラ[山脈]
Tannu-ola
Tagna uul

モンゴル高原北西部にある山脈ロシア連邦トゥバ共和国とモンゴルにまたがっている。東タンヌ・オーラ山脈と西タンヌ・オーラ山脈に分かれ,全長300km。平均高度は2400m,最高峰は3061m。エニセイ川支流が北斜面から流れ出ており,北斜面はタイガ,南斜面は山岳ステップとなっている。トゥバ族が居住し,モンゴル族もいる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android