ダンピア(オーストラリア)(読み)だんぴあ(英語表記)Dampier

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ダンピア(オーストラリア)
だんぴあ
Dampier

オーストラリア、ウェスタン・オーストラリア州北西部、ピルバラ地方の港湾都市。人口1424(1996)。1960年代の鉄鉱石開発に伴い建設された都市で、マウント・トム・プライス鉱山などからの鉄鉱石を輸出する。また製塩も行われる。近くにピルバラ地方南部の中心都市として建設されたカラーサKarratha(人口1万0057。1996)があり、両都市は事実上一体となっている。名称は17世紀末に来航したイギリス人航海家ウィリアム・ダンピアに由来する。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android