ダードゥー派(読み)ダードゥーは(英語表記)Dādūpanthī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダードゥー派」の意味・わかりやすい解説

ダードゥー派
ダードゥーは
Dādūpanthī

ヒンドゥー教改革派の一派。派祖ダードゥー (1544~1603) はアーマダバードバラモンの家に生れたが,生涯の大部分をラージプターナでおくった。彼はその教理を『バーニー』 Bāṇīと称する詩篇にまとめ,このなかには賛歌や宗教問題も扱われている。また彼には 42人の弟子があったが,それぞれダードゥー・ドバーラという礼拝所をつくった。そこでは『バーニー』の写本に香,華,灯燭が供えられ読誦,礼拝される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android