チャウラパンチャーシカー(英語表記)Caurapañcāśikā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

チャウラパンチャーシカー
Caurapañcāśikā

11世紀頃のインドの詩人ビルハナのサンスクリット恋愛抒情詩。題名は「盗まれた恋の 50頌」の意。パンチャーラ国の王女家庭教師となったビルハナが,ひそかに王女と恋を語り,王に知られ死刑を宣告され,処刑を前にして恋の思い出を歌った 50頌の詩。王はこの詩に感激して王女との結婚を許したという。

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